検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 4 件中 1件目~4件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

ショートステップ立坑の変形挙動に関する計測と解析

延藤 遵*; 福田 和寛*; 佐藤 稔紀; 黒田 英高

トンネル工学報告集(CD-ROM), 16, p.1 - 8, 2006/11

瑞浪超深地層研究所の立坑は切羽を掘削後順次コンクリート覆工で巻き立てていくショートステップ工法で掘削している。本報ではこのショートステップ立坑における変形メカニズムを理解するために、覆工コンクリートが存在し、ゆるみの生じる地山における立坑切羽付近の岩盤と覆工コンクリートの力学挙動を予備的に解析し、その特徴を調べた。また、現場計測で、立坑切羽付近の各種挙動を計測し、その結果と予備解析結果の比較検討を行った。さらに、平面ひずみによる逆解析を試行し、ショートステップ立坑に対する適用性についても考察した。

論文

大深度立坑における湧水抑制対策としてのポストグラウト試験施工

久慈 雅栄; 佐藤 稔紀; 原 雅人; 見掛 信一郎; 南出 賢司

トンネル工学報告集(CD-ROM), 16, p.469 - 476, 2006/11

瑞浪超深地層研究所では、現在大深度の立坑を掘削中であるが、この立坑掘削に伴い多量の湧水が発生し、施工上の課題の一つとなっている。解決策の一つとして、湧水をできるだけ抑制することが必要と考えられ、ここでは実績の多いグラウト工法を基本にすることとした。既に掘削が終了した範囲については、ポストグラウト工法があるものの、その事例は非常に少ない。そこで、本報告では立坑におけるポストグラウト工法について基本検討を行い、それに基づいて試験施工を行った。検討の結果、覆工からカバーロックを兼ねた無注入区間を確保し、その先で一時的な止水領域を形成し、その外側に本格的な注入を行うこととした。今回は、立坑1/4周の試験施工区間を2か所設け、このうち1か所で注入仕様を定め、残り1か所でその仕様に基づいた注入による効果を確認した。その結果、試験後の注入範囲内ではルジオン値及び透水係数ともに1/5程度に低減し、湧水はほとんど認められないなど、今回のポストグラウト試験施工は比較的良い結果が得られたと判断される。

論文

瑞浪超深地層研究所の研究坑道における掘削損傷領域を考慮した掘削影響解析

郷家 光男*; 多田 浩幸*; 瀬野 康弘; 中間 茂雄; 佐藤 稔紀

トンネル工学論文集, 16, p.35 - 45, 2006/11

本研究では、不連続性岩盤を対象とした掘削損傷領域のモデル化について検討し、掘削損傷領域を考慮した掘削影響解析を行い、発破掘削時に形成される掘削損傷領域の影響について検討した。掘削損傷領域のモデル化に際しては、坑道周辺岩盤の変形挙動に対してはクラックテンソルモデルを、透水性変化に対しては仮想割れ目モデルを拡張し、これらのモデルを超深地層研究所計画の研究対象となっている土岐花崗岩に適用して、研究坑道の掘削影響解析を行った。研究の結果、不連続性岩盤の掘削損傷領域での剛性低下は、新規の割れ目が発生することにより生じるとの解釈のもと定式化が可能なこと,掘削損傷領域を考慮した解析の結果、坑道周辺岩盤の変位は増加するものの、局所安全率にはほとんど影響しないこと,水理学的影響は非常に大きく、坑道周辺岩盤の透水係数が著しく増加することがわかった。

口頭

立坑掘削後約10年間の周辺岩盤の変形特性

羽柴 公博; 中間 茂雄; 佐藤 稔紀

no journal, , 

地下数百m以深に建設される高レベル放射性廃棄物の地層処分施設において、立坑はアクセス坑道や換気施設として重要な役割を果たす。また、建設・操業中のみならず、施設閉鎖後も長期間の安定性を評価する必要がある。しかし、長期間にわたる立坑周辺岩盤の変形挙動に関する知見は、ほとんど得られていないのが現状である。本研究では、過去に東濃鉱山で得られた約10年間の変位計測結果を整理・解析し、次のような知見を得た。まず、比較的均質な明世累層に位置する計測断面では、周辺岩盤の約10年間の最大主歪方向の変化はそれほど大きくなく、その方向がこの地域の最大主応力方向とほぼ一致することを明らかにした。不均質性の高い土岐夾炭累層に位置する計測断面では、坑壁から離れた岩盤内部でも、長期間にわたって変形が徐々に回復する現象がみられた。これを、岩盤の不均質性を考慮した力学モデルで定性的に説明した。さらに、不均質な岩盤内部の応力-歪状態は一様ではない可能性が高いため、長期間にわたって、応力と変位の両方を測定することが重要であることを指摘した。

4 件中 1件目~4件目を表示
  • 1